肥満の原因|原発性肥満(単純性肥満)

原発性肥満(単純性肥満)とは

原発性肥満過食によるエネルギーのとりすぎや運動不足によって起こる肥満です。肥満の90%以上を占めます。

 

過食になる理由にはいろいろあります。食物が吸収されて血糖や脂肪が増えると、ホルモン様物質が増加し、満腹感も覚えます。
ところがこのホルモン様物質の増え方が少なかったり、満腹中枢が増えたのを感知できなかったりすると、いつまでも満腹にならず、食べ続けることになります。

 

食べ物の偏りも肥満の原因となります。例えば炭水化物やタンパク質は1g当たり4kcalのエネルギー量ですが、脂肪は1g当たり9kcalにもなります。
脂肪の多い食べ物が好きな人は、同じ量を食べても太りやすいわけです。

 

早食いも、満腹中枢が働く前にたくさん食べてしまうことにつながりますので、肥満のもとです。

運動不足は単に消費カロリーが少ないということより、インスリンの働きを低下させて、脂肪合成能力を高めてしまい、脂肪の体内への沈着を促進し、結果的に肥満を招きます。むしろ、こういった弊害のほうが大きいとされています。

 

親から太りやすい遺伝因子や生活環境を受け継ぐことによって肥満になります。一卵性双生児で一方が太っていると他方が太る確率は70%と高いのですが、成人すると約30%に低下するという報告も出されています。こうしたデータから肥満は遺伝的な要因だけでなく、環境的な要因も大きく作用するといえるでしょう。

 

同じ家族に太った人が多いのは、食べすぎや運動不足ぎみといったライフスタイルを継承してしまうからではないかといわれています。

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